【東京】相続買取案件【不動産】 | 東京の不動産買取ならセンチュリー21 ホームコンシェルジュ | ブログ

おはようございます。

今回も私が体験した相続にまつわるお話です。

東京都内のマンションにお住まいだった方が亡くなられ、相続人であるお子様たちが高齢でしかも遠方にお住まいだったため相談に来られたのは都内に住むお孫さんだったのですが、相続人でもないお孫さんが役所に掛け合ったり、書類を請求したりするだけでも大変なのに私はただの不動産業者、正直何一つ作業をすることができません。

また、私のアドバイスで動いたとして万が一それで損害が出たとしても責任を取ることもできませんでした。

このケースでは極力お孫さんに動いていただくとともに私宛の委任状をいただいて手続きを進めましたが、お孫さんと一緒にお一人ずつ相続人の方とお会いして事情を説明し、信用していただいたうえで手続きを進めさせていただきました。

それでも役所は「相続があった証明を出せ」「あなたが相続人である証明を出せ」「なぜ相続人が来られないのか説明しろ」と…

そういうシステムですから窓口の方からそう言われるのは致し方ありませんが、何度手続きをやっても不思議と言えば不思議、面倒といえば面倒なシステムになっています。

個人情報保護、書類主義等々事情は様々ですが一つの部署に出すと次の作業まで原本が戻らず時間ばかりが無駄に過ぎてしまう、コピーではダメ、還付もできないなどと言われるとそれを見越して多めに書類を用意しておかなければなりません。

正直なところ配偶者がいて明らかに非課税の範囲内の相続の場合以外、普通の知識ではできる作業ではありません。

役所にとっても作業が煩雑になるだけだと思うのですが…

どこかで誰かが得をしているのでしょうね。

少々愚痴っぽくなってしまいましたが、このケースでは買取ではなく仲介で相続物件の処分を行いましたがその具体的な事情などについてはまた次回に。

不動産の処分や管理にお困りの方はお気軽にご相談ください。